一姫二太郎とおうち英語

しょこママと一姫(2015.9生)二太郎(2019.5生予定)がおうち英語に挑戦中!目指せ、日英バイリンガル\(^-^)/

子どもに教えたい「きれいな英語の発音」よりも大切なこと

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きれいな英語の発音をよしとする風潮

こんにちは、しょこです(*^^*)

もし、子どもが流暢な英語を話していたとしたら、どんなことを褒めてあげますか?

よく「英語の発音がきれい!」という点に注目する意見を聞きます。某幼児向け英語の教材のPRでも「発音が良くてびっくり」とか「発音がネイティブみたい」なんて何度も宣伝していました。

先日も、娘が一言「Happy birthday!」と言うと、私の妹は「発音!Σ(゜Д゜)」とそこに驚いていました。

おうち英語をしているけど「子どもに変な発音が移ったら困る」という理由で家庭内では英語のコミュニケーションを一切しないという方も身近に知っています。

だけど、私は疑問に思うのです。発音ってネイティブ並みに身に付けなければいけないほど、そんなに重要なポイントでしょうか?

 

きれいな発音が求められる状況とは

きれいな英語の発音ってどんなときに必要でしょうか?

例えば、アナウンサーになりたいという場合には、流暢でネイティブ同等もしくはネイティブ以上のきれいな発音が絶対条件ですよね。

歌手もきれいな発音の方がかっこよく聴かせられるし、俳優などもネイティブ同様の役をやりたいならそれ相応の発音が必要です。

英語の先生の場合、見本となる英語を話さなければいけないので、お手本になれる発音の方が好ましいですね。

「発音が悪すぎて英語が通じない」というのも避けたいですよね。有名な話で、コーヒーを注文したらコーラが出てきたなんてことにはなりたくありません。

 

目指したいのは通じる英語の発音

私がカナダに滞在していた時の体験談です。銀行へ口座を作りに行った時、対応してくださったスタッフの方がカナダに数年前に移民してきた方でした。英語に訛りがあるのは感じましたが、とても丁寧に分かりやすく話してくれて、まだカナダの生活に慣れない私にとても優しくしてくれたことを思い出します。

世界にはネイティブ並みの発音でなくても、英語を使って仕事をしている人はたくさんいますし、特別「発音のプロフェッショナルになりたい!」という場合を除いて、発音に関して言えばそこそこで十分足りるのです。ネイティブと同じような発音になる必要もないですし、ネイティブではない発音を恥じる必要もありません。そもそもネイティブの発音だっていろんな種類の発音があるのです。

ただ、カタカナを発音したような英語の場合は、相手に伝わらなく円滑にコミュニケーションが取れない可能性がありますので、あくまでも「ニュートラルな英語の発音」を目指すといいと思います。誤解やストレスなく相手に伝わるのであれば、それで十分な発音と言えると思います。

 

きれいな発音より大切なこと

私は実は音声学が大好きで、「この発音は口の中の動きはどうなってるんだろう?」と研究するのが好きだったりする、変り者です。笑

そのおかげもあってか様々な場面で「英語の発音がきれい」と言っていただけることがあります。英語だけでなく、中国語の発音も台湾で絶賛され、さらに「日本語を話す中国人のモノマネ」なんかめちゃくちゃ得意です!

しかし、カナダでホームステイしているときにホストマザーに言われた言葉に衝撃を受けました。「あなたは発音がきれいだけど、ボキャブラリーがpoorなのよ。」と。Σ(゜Д゜)

 

どれだけ発音がきれいであったとしても、話す内容が貧相だったり、語彙が少ないせいで言いたいこともなかなか伝わらない、すなわち「使えない英語」であれば宝の持ち腐れでなんの意味もありません。

きれいな発音よりも身に付けたいのは、豊富な語彙力やコミュニケーション能力、積極性、論理的に話せる能力の方がよっぽど役に立ち、世界で通じる英語力になるでしょう。

銀行で働くにしても、銀行で働くスキルとそれ相応の英語力が必要なわけであり、発音のきれいさは問われないでしょう。

私はネイティブのような発音とまではいかないまでも、発音がよくても使えない英語、それをひどく痛感しています…。勉強を頑張ります!(>_<)

 

子どもに教えたい大切なこと

英語を始めた年齢が小さいほど、ネイティブに近い発音になることがよくあります。

もし自分の子どもがネイティブのような英語の発音で話せるようになり、お友達の日本訛りの英語を聞いてバカにするようなことがあったらどうしますか?

「ネイティブ発音の神話」はそう言った状況を生み兼ねないのではないでしょうか。世界にはネイティブよりもノンネイティブ人口の方が圧倒的に多いですし、ネイティブの英語もノンネイティブの英語も「英語」です。優劣つけるのは間違いだと思います。

子どもに教えたい大切なことは、ノンネイティブの英語を軽視しない姿勢です。

そう言った意味でノンネイティブの発音の英語も、身近に感じていて欲しいと思っていますので、私も英語で語りかけしますし、教室などでも日本人の先生だからダメということはないと思っています。

(ちなみに、ワールドワイドキッズにはノンネイティブの英語もたくさん出てくるので、大好きです!)

 

まとめ|子どもに教えたい「きれいな英語の発音」よりも大切なこと

日本では「英語の発音がきれい」=「英語が上手」のような風潮があるのは否めません。我が子につけて欲しい力は、疑問に思ったときに質問できる英語力、自分の意見を的確に言える英語力、異文化の人とも共存できるコミュニケーション能力などです。

幼児期から英語を始めた結果、英語の発音がきれいになったということは良いことだと思います。

しかし過度に英語の発音を気にしすぎてしまう場合、逆に別の弊害が生まれかねないのではないかな?と心配になるのでした。